経営理念
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司法書士SAKURA総合事務所の経営理念は以下のとおりです。
代表者ごあいさつ
谷口 貴
Takashi Taniguchi
SAKURA総合事務所 代表
私たちの業務を支えて下さるお客様 いつもありがとうございます。
私が父親の後を継ぎながら司法書士業務に携わるようになり、早いもので17年程の年月が経とうとしています。その間、社会情勢も大きく変わりました。そして、私自身の生活も大きく変化してきました。
団塊ジュニア世代と呼ばれる私たちは、高度経済成長の恩恵を受け、何不自由なく育てて頂きました。受験戦争を乗り越え、そして就職を考える際も、家業である司法書士の資格を志す時も、ただその受験戦争の延長だった気がしています。
そして、エスカレーターによって導かれるように社会に放り出された私は、家族、従業員、お客様、社会におけるすべての人たちとの接し方に不慣れであったため、自らの家族すら幸せに出来ず、離婚を経験しました。
お互いに若い従業員との解雇に纏わるトラブルを引き起こしました。
さらには、支えて下さるお客様との信頼関係を失ったこともありました。
その時の私は、すでに司法書士でした。
しかし、その立場によって、トラブルを未然に防ぐどころか、それによって見失っていた物、失ってしまった物の方が大きく感じられます。
30歳を過ぎて、自然と心理カウンセリングの本を読むようになりました。
現実との葛藤や矛盾から生じる心の苦痛に対して、知識(=資格)を蓄積することにより、自らの心の安定を図ろうとする心の働きを、心理カウンセリングの言葉で「知性化」といいます。
ただ、このような心の働きは、一時的、主観的に心の安定は図れても、現実との不適応さを解決する手段ではなく、慢性化させてしまう危険すらあるのです。
そして、司法書士という資格は、私にとって、社会人としての未熟さを包み隠す「鎧兜」のような役目を果たしていたのかも知れません。
司法書士という業務を通じて、さまざまな境遇を持つより多くのお客様とお会いさせて頂くことができます。そのお客様との出会い、ならびに共感体験は、これから何年も、何十年もかけて私の人生をより成熟したものに色付けしてくれることと思います。
このような司法書士という業務に携わらせて頂けることに感謝し、その恩恵をお客様一人ひとりの心豊かな実りある生活のために還元できるよう、日々精進して参りたいと思います。
2010年 8月1日
代表 谷口 貴
基本理念
活動指針
専門家としての心構え
お客様から求められる最大限の権利実現のため、日々改正される法律実務に精通し、確固たる「法の精神」に基づき、迅速的確に対応いたします。
契約、手続き業務に慣れ親しみ、かつ、社員全員が厳しく訓練されることにより、お客様の取引の安全に寄与するため、いつでもお役に立てられるような体勢を整えます。
司法、行政、不動産、金融実務に、ひとつの企業体として総合的に携わることにより、社会の実情にあうよりよい解決方法を探り、お客様の信頼に応えます。
創造力豊かな仕事作り
社員一人ひとりの個性を生かし、相互に活用することによって、資格業の枠にとらわれることなく、お客様の企業利益に貢献できるまったく新しいサービスを創造します。
お客様の企業活動に献身的であり続け、専門職としての英知を結集し、その企業活動にとって常に必要とされるアウトソーシングチームを結成いたします。
お客様に対するお約束
ますます発展するIT技術について、その技術を遺憾なく発揮するため、またセキュリティ対策のため、IT対策部門を設け、専門的な技術をもった社員の育成に努めます。
お客様の資産、情報をお預かりする企業として、個人情報保護、及びコンプライアンスを重視し、お客様の企業の模範となるような体制を作ります。
社会に求められる企業であり続けるために
社員一人ひとりがお客様の社会生活を支えるための役割をもち、その専門性を高めるため、健やかに安心して働くことのできる職場作りをめざします。
お客様から報酬を預かり、利益をあげていく企業体であることを自覚し、その恩恵を社会に還元すべく、地域に根ざした社会貢献活動に積極的に取り組みます。
お客様、社員、ならびに地域社会から必要とされる企業であり続けるために、資本を充実させ、100年続く組織作りをめざします。