事務所について

平成27年度、平成28年度、平成29年度、平成30年度と４年間支部長を務めました。高度経済成長にともない開発されていく街の不動産の権利を公示し、不動産取引の安全に寄与するために、地域の至る所に配置されていた法務局の支局や出張所には司法書士が所属する各支部が存在しています。各支部は地域の登記簿を精巧に作り上げていくことについて重要な役割を果たしてきました。現在は登記簿がコンピュータ化され全国的に均一化されています。今後は、地域密着型の一般市民の皆様への法律扶助活動の役割が期待されています。
愛知県司法書士会に帰属する春日井支部活動には、現在以下のような活動があります。

• 市区町村役場での定例法律相談
• 年に１度の相続相談会
• 主に高校生を対象とした消費者教育出張講座
• 非司法書士の排除調査
• うつ病対策、空き地空き家対策、等々の地域連携のための対策会議への参加
• 所属する支部会員の研修 ・ゴルフ、ソフトボール等会員間の交流・親睦事業

平成19年7月に当法人の理事に就任し、現在に至ります。
社会福祉法人「春生会」は、主に以下のような形で地域の福祉を支えています。

• ご自宅での介護が困難な方の入所施設として
• 入浴・食事・レクリエーションをして過ごす一時利用のための短期入所施設として
• ホームヘルパーを派遣し、介護・掃除・洗濯・買い物など、生活全般にわたる援助サービスの拠点として

また、春日井市からの委託を受けて、以下のような地域貢献活動も行っています。

• 総合相談事業、介護予防事業、高齢者実態把握調査
• 成年後見制度、地域権利擁護事業の紹介
• 地域ケア会議や家族介護者交流会の開催など

私は理事として、当法人の運営方針を決定する理事会に出席するほか、司法書士として入所者さまからの成年後見、遺言、相続のご相談を承っております。地域に根差した福祉の推進に寄与できるよう、日々取り組んでおります。

クラシック音楽の普及を目的に、毎年1回の音楽イベントを企画・運営しています。「より多くの人々に気軽にクラシック音楽を楽しんでもらいたい」という願いから、オリジナル脚本による朗読と生演奏を融合させたクラシックコンサートを2019年より開催しています。これまで、ショパン「ノクターン」、ベートーヴェン「悲愴」、シューマン「献呈」、リスト「愛の夢」、ムソルグスキー「展覧会の絵」、シューベルト「死と乙女」など、毎年異なるテーマを設け、春日井市とかすがい市民文化財団のご後援のもと、地域の皆さまにクラシックの魅力を届けています。詳しくは、サクラミュージックサロン音楽イベント部 Facebook   をご覧ください。