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トップメッセージ更新!「イクメン」(2012.6.1)
「イクメン」男子が急増しているようです。
「イクメン」とは、育児休業基本給付金等の制度を利用し育児休暇を取り、積極的に育児に参加する男子をさすようです。
それを反映してか、離婚した男性からの家庭裁判所への面接交渉の申立ても急増しています。
離婚はしたが、子育てには参加したい、子供には会いたいと願う気持ちの表れかと思われます。
ただ、養育費だけを払い続けながら子供との面接は「月に1回朝10時から夕方5時まで」などと硬直的な取り決めでは「イクメン」たちは納得できないでしょう。
よって、平成23年に改正された家事事件手続法、及び社会情勢を反映した今後の家庭裁判所の運用の移り変わりに期待したいものです。
子育て男子の心の拠り所が、「会社」から「家庭」に移行しつつあるのでしょうか。
しかしながら、これからたくましく社会に旅立っていって欲しい子供の立場にたって考えてみると、法律がどこまで関与すべきか。
少し疑問が残ります。
2012年 6月1日
司法書士 谷口 貴